CNVKをオリゴヌクレオシドに組み込んだ場合、366nmの光照射により、1秒で相補鎖のチミン塩基 (シトシン塩基は25秒)と100%の共有結合 での架橋が誘導されます。相補部位においてピリミジンとプリンを識別し、 プリン塩基とは架橋反応しないことが実証されています。 一度架橋された二本鎖のUV融解温度は、照射前に対して約30℃上昇する 結果が得られております。 また、312nmの光照射により,3分間で架橋の開裂が可能となりますので、 可逆的にDNAをコントロール することが可能となります。また、どちらの波長も重大なDNA損傷を引き起こす可能性は低く、さらに周囲の配列の影響について、架橋部位の両側の影響はほとんどありません。
CNVKが二本鎖DNAのdC塩基と架橋した際、90℃で3.5h加熱することにより、相補鎖のシトシン塩基の 脱アミノ化反応を誘導し、ウラシルに変換します。さらに、312nmの光照射を行うと、dCはdUに変換された まま、架橋が開裂されます。この変換はCNVKと対になったdC塩基にのみ行われ、近接したdC塩基には影響致しません。
その他の修飾・挿入・標識等と組み合わせての合成も可能です。何なりとお問い合わせください。
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